Hitomi's Blog

前山 仁美のBlogです。http://hitomi.blog1.fc2.com/

イタリアのハロルド

2007-12-15-Sat-12:31
学生時代にイタリアのハロルドに出会ったのですが、
当時はそこまで良い曲だとは思いませんでした。
(でも、幻想交響曲は初めて聴いた時から虜になり、かなりはまりました!)

先々月、パリでベルリオーズのお墓を訪ねてから、
ベルリオーズの作品を一通りまた聴き始めたのですが、
イタリアのハロルドって、本当に本当に綺麗な曲だったのですね!
この曲の魅力に気づいていなかった自分が恥ずかしいです。

このCDを聴いているのですが、やはり穏やかな1楽章が好きです。
幻想交響曲とこのイタリアのハロルド、今度スコアを見てみたいと思います。

病的なまでの感情、狂気、孤独、グロテスクな旋律。
ベルリオーズの音楽は、聴いているとすぐに場面が想像出来ますよね。

そして、静寂の中にある、愛。
私はそこに一番魅力を感じます。

グリーンカ

2007-11-07-Wed-21:18
グリンカは、ロシア語読みだと、アクセントがリ(ли)にきて、
グリーンカとなります(・_・*)ノ

今日は、バシュメットのCDの発売日でしたので、早速聴いてみました!

ユーリ・バシュメット : グリンカ、ショスタコーヴィチ

実を言うと、グリンカの「イワン・スサーニン」などの歌劇は、そこまで
好きではないのですが、この曲は特別!大好きなのです。
出だしのメロディから素敵ですよね。楽器の音程の雰囲気とピッタリです。

バシュメットの、楽器から音をひきだす力も本当にすごい…。
でも、一番びっくりしたのは、やっぱりブラームスなのだけれど。
クラリネットの曲なのに、ヴィオラであそこまで弾けちゃうのって、奇跡!

いい曲に出会うと、当然弾きたくなりますよね。
この曲も、すごーく弾きたいです。弦楽器も演奏できたらいいのになぁ…。

チャイコ 悲愴

2007-09-24-Mon-09:41
この曲、私は本当に心の底から愛していて、今まで日本でもロシアでも
何回も聴いてきましたが、昨日、半年ぶりに聴いてきました。

やっぱり素晴らしい曲です…。

チャイコって、私は男性的だなぁと思うのですが、胸をしめつけられるような
独特の和声が心に響きわたってなんともいえない気持ちに毎回なります。

悲愴の1楽章冒頭でコントラバス→ヴィオラと受け継ぐところなんて、ゾクゾクします。
このヴィオラの旋律が後々ずっと曲を支配するのですよね。
この不安定な旋律、頭から離れません…。
2楽章は、少し気だるい感じの5拍子ワルツ。チェロの旋律が美しいです。
3楽章は、行進曲で、最後盛り上がるのですが、まだ次に4楽章があるというのに
昨日は3楽章終わったら拍手が・・・(ノ_・、)

大音量がホールをつつむ瞬間、そして4楽章のあの張り裂けそうな冒頭
を感じたかったので、残念です。
4楽章は悲愴の中で一番、というか、チャイコの全ての曲の中で一番好き
なのですが、終わってからも拍手が早すぎて、もうちょっと余韻を感じて
いたかったな。

悲愴。これからも、たくさん聴いていきたい曲です。
ちなみにロシア語で副題を訳すと情熱的な、という意味です。

カラヤンはこの曲を生涯何回も残したことで有名です。
わたしもこのあたりの録音が大好きで、よく聴きます。

4番も、5番もいいけれど、やっぱり悲愴は、特別。

ジャクリーヌ・デュプレ

2007-05-24-Thu-22:29
そういえば、私の、大好きな大好きな大好きなハイドンのチェロ協奏曲
第2番もニ長調でした!
今までたくさんの録音を聴いてきましたが、今は先日亡くなられた
ロストロポーヴィチの演奏を良く聴いています。
彼のDVDもよく観るのですが、あたたかい音楽の雰囲気が心地よいです。

ジャクリーヌ・デュプレのハイドンは、そこまで好きではないのですが、
エルガーは、初めて聴いたとき、感動して身動きできませんでした。
彼女の、音が伸びて終わりそうになる瞬間の音色がすごく好きです。

去年も今年も、元旦に一番初めにデュプレのエルガーを聴き、
それ以外にも何回も聴いていますが、幾度聴いても名演は色褪せないですね。
高校生の時に友人のチェリストの伴奏もしてみたりしたのですが、
やはりピアノ伴奏では表現しきれない部分というのは多く、エルガーは
オーケストレーションが素晴らしいといつも感じます。

感動

2007-04-23-Mon-00:00
コンサートを聴いて感動し、心が震えることはありますが、
私の場合、CDを聴いて感動することは今までそんなにありませんでした。

昨日のティアラこうとうの演奏会でショパンのアンダンテスピアナート〜を
弾くにあたって、たくさんの音源・録音を聴きましたが、
ひとつ、涙がでそうになるくらい感動する演奏がありました。

スルタノフのバラード4番です。

フレーズも綺麗で、音色も素晴らしく、音楽の流れも私は大好きでした。
曲の終盤、コーダにはいる前に、a tempoで左がleggieroの、素晴らしく
美しい展開がされる箇所からの広がりが、胸に痛いほど響きます。
ここ数日間はこのスルタノフの演奏をずっと聴いていました。

いい演奏が聴けた後は、望むものがなにもないくらい満たされて幸福です。
遠い夢ですが、いつか私もそんな演奏が出来たら・・・と思います。
ちなみに、4番はずっと前に弾きましたが、また弾きたくなってしまいました。

そして、昨日とある方から伺った話によると、スルタノフはモスクワの学校の
試験で、5声体の和声の曲の聴音を4回で書き取ったらしいです。
よーく考えると、人間の成せる技ではありません(笑)。
弾くのも難しい5声体を書き取るなんて。。。聴音大好きな私でもできません。

昨日は、オーケストラと指揮者の方の素晴らしいサポートで、無事終わりました。
スタッフの方、そして聴きにいらしてくださった方に心から感謝しております。

個人的な意見を言ってみると、権代敦彦さんの「84,000×0=0」はとても好きでした。
リハーサルの時聴けたのですが、聴いているとなんだかドキドキしてきて
人間の五感を研ぎ澄ましてくれるような、素晴らしい曲でした。
スコアをちらりと見てみたら、そこにも素晴らしい世界が…(笑)。
読譜するのにとーっても大変そうでした!いつか客席で聴いてみたいな(・_・*)

プログラムを読んで、84,000×0=0の意味も分かり、すっきり。
ずーっと気になっていたのです。
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